学生時代にいろいろな経験をされていたという森田社長に、学生時代のことや、
事業にかける想いをうかがいました。
(聞き手:就職コンサルタント 唐沢明 氏)
※この記事は学生新聞2006年7月号に掲載されました。
唐沢氏 森田社長は、学生時代にどのような夢を持っていたのでしょうか?
森田氏 大学生の頃は「夢」と呼べるものはありませんでした。ただ、自分が受けた学校教育やテレビで流れる暗いニュースを聞いて「日本を何とかしなければ」という漠然とした問題意識だけがありました。 何をしたら良いのかはわからず、自分のアンテナにひっかかったことはどんどんやろうと決めていました。海外に興味があったので、大学1年の時に国際交流サークルを立ち上げたり、外国人とバンドを組んだり、 アメリカやイギリスに留学したり、アジアへ放浪の旅をしたり。たまたま知り合ったアメリカの社長の家に居候させてもらって、インターンシップのようなことをしたり。自分が本当に打ち込めるものを探して、 気になったものはともかくやる。合っていなかったら次のものへ。1つ動いたらまた次のステップが見えて、どんどん視野が広がっていったのが学生時代でした。
唐沢氏 シェイクは現在「教育事業」を行なっていると聞いたのですが、どういった事業なのですか?
森田氏 人が活き活きと働くには「はじめる力」と「やりきる力」を身に付けることが重要だと考えています。「はじめる力」とは、自分の頭で考えて行動しはじめる力。「やりきる力」とは、最後まで物事をやりきって確実に結果を出す力。企業の人事部もそのような力がある人を求めています。これまでの学校教育では「はじめる力」「やりきる力」について十分に教えていません。逆に「いわれたことに疑問を持たず、着実にやること」が評価されることがあり、社会にでると急に「自分で考えて確実に結果を出すこと」が求められます。こういった学校と社会のギャップを埋める教育を行うことが、我々の使命だと考えています。
シェイクで現在取り組んでいる事業は主に4つです。1つめは社員教育。人の能力を最大化するための教育を行なっています。2つめは人事コンサルティング。ビジョン浸透や人事評価制度など、組織と人を強くする企業環境をつくっています。3つめは採用支援支援。新卒採用におけるミスマッチを減らすためのコンサルティングです。4つめは、大学コンサルティング。大学や専門学校のカリキュラム構築や新学部設立の支援を行なっています。
すべての事業に「自分らしく活き活きしている人を増やしたい」、「日本を元気にしたい」という、学生時代から変わらない僕の想いが込められています。
唐沢氏 シェイクの今後の方向性を教えてください。
森田氏 教育イノベーションで、日本を元気にしたいと思っています。2008年までのシェイクの教育事業は、まず「カッコいい大人を増やさなければ」という想いから、企業向けのサービスに主に力を入れています。2008年以降は教育ベンチャーとして、更に幅広く、大学等の高等教育、幼児教育の他、メディア事業への展開等を考えています。
事業がどのように展開していっても「日本をもっとよくしたい」、「もっと自分らしく活き活きしている人を増やしたい」という思いは、これからも変わりません。