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第五十一回:自分はなぜ、この会社で働くのか?~働く目的~

皆さん、こんにちは。シェイクの吉田実です。

「打たれ弱くなっている新入社員が増えてきた」
「失敗をすることを恐れ、一歩を踏み出せない」
「叱られたら自己否定されたように受け止め、ひねくれてしまう」
という言葉をよく聞くようになりました。

言われたことはきちんとそつなくこなすことができるのだが、
失敗を恐れて、チャレンジしようとしない新人が増えているのです。

10年以上前、私が新入社員だった頃は、
「新人らしいですね」というと、それは、
「怖いもの知らずで、根拠がなくとも自信を持ち、
職場でやんちゃに暴れているような状態」
を指していたように思います。

最近は、「新人らしいですね」というと、それは、
「言われたことをそつなくこなし、真面目でおとなしい状態」
を指すようになってきたと感じています。

なぜ、このように新入社員は、以前に比べて、失敗を極端に恐れる
ように変化をしてきたのでしょうか?

そこには、「何を信じていいのかわからない」という、
不信・不安の心理があるように感じます。

彼ら・彼女らが小さい時に起こった、大手企業の倒産、
業績不振によるリストラ、成果主義への移行による年功序列の崩壊、
ベンチャーブームの到来と伸び悩みなど。

以前は、ある会社に就職し、そこで一生懸命にやっていれば、
昇進昇格をして、生活が脅かされるようなことはあまり想像しなかった
ように思います。
それが、今は、何か失敗をすると、それだけで、昇進昇格の
道が閉ざされたり、場合によっては、リストラにあうのではないかという
不信・不安の感情を持ったりしているのではなかろうかと思います。

「何を信じていいかわからない」心理は、「心の拠り所がない」状態とも言え、
それが何かあった時に、「心が折れやすい」状態を生み出していると考えています。

この「心が折れやすい人」と「困難があっても頑張れる人」の
違いはどこにあるのでしょうか?
何を信じていいのかよくわからなくなってきている今、
その違いは、自分の「心の拠り所」となるものを持っているのかどうかに
あるのだと思います。

それは何かというと、「自分がなぜ、この会社で働いているのか」という
「働く目的」が「心の拠り所」であると考えます。

「働く目的」が明確であり、それを信じることができれば、心が折れません。
逆に、「働く目的」がぶれていると、心が折れやすくなるのです。

先日、シェイクは若手社員を対象に、「働く目的」調査を実施しました。
新入社員の時に、「仕事が面白い、やりがいがある」と感じ、
働く意味を持っていた人が、年次が上がるにつれて、働く目的を見失っていく
結果が見られました。
社会人4年目くらいになると
「この会社で働く以外の選択肢をとる労力が大変だから」
といった理由で会社に所属している人が増えてきています。
詳しくはコチラから調査結果をダウンロードできます

この結果より、ただですら心が折れやすくなっている新入社員が、
今後、社会に出て年次が上がると、ますます心が折れるケースが
増えてくるのではないかと想定されます。

働く目的や意味を明確にするには、どのようにすればいいのでしょうか?

先日、外資系の生命保険会社に勤める友人が次のようなことを言っていました。

営業実績のみで報酬の100%が決まり、成果が出なければ、
報酬が得られないという厳しい世界で
「心が折れないのか?」と私が尋ねた時、その友人は、
「お金のためだけだったら、絶対にやっていられない。自分たちの仕事が
お客様にどれだけ役に立っているか、どれだけお客様の心に安心を
もたらすかを理解している。それを信じているから頑張ることができるんだ」
と言っていました。

その会社は、理念や価値観がとてもしっかりしていて、その浸透に
とても多くの時間をかけているということも聞きました。
また、その友人は、入社時に自分がどのような想いで働き始めたかを
書き綴ったものを縮小コピーしてラミネートし、財布の中に入れていました。

自分が仕事を通じて、社会に対し、お客様に対してどのような貢献を
していきたいかを常に再確認し、自分の働く原点を忘れないように
しようとしていると言っていました。

自分たちの仕事の意味・意義が強く感じられ、それを信じることは、
心が折れない社員を増やすためには、とても大切なことだと思います。
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これは仕事を始めるということに関して言えば、
新入社員にも同じことが言えると思います。

新入社員研修で大切なことの一つとして、「簡単に心が折れずに
頑張ることができる社員を育成すること」
があげられるのではないでしょうか。
それは、この会社で働くことが、お客様や社会にとって、
どのような価値を提供しているかを理解し、
自分たちの存在意義を誇りに思えること。

ここが大切なポイントだと思います。

新入社員研修で、会社の事業内容や仕事の進め方、マナーなどについて
育成していくことはとても大切なことですが、忘れてはいけないポイントとして、
「働くとはどういうことなのか」
「自分たちは社会に対してどのような貢献をしているのか」
「自分はなぜ、この会社で働くのか」

といったことをしっかりと立ち止まって考え、
働く意味を明確にし、頑張ることができる状態にすることがとても大切だと思います。

「頑張る自分づくり」「折れない自分づくり」
それは、社会人として力強く歩んでいくエンジンになります。

入社時に、「社会で働く意味」や「この会社で働く意味」をきちんと押さえ
原点を明確にしておくことは、入社一年目の大変な時期を乗り切る
エンジンになります。

弊社では、「WILL開発SWITCH」という、新入社員向けのプログラムを
開発して、リリース致しました。こちらは、まずは、入社一年目を
力強く乗り切るための「頑張る自分づくり」をするプログラムです。

入社して、まもなく、働く意味を見失い、退職したいと思う人が
増えていくのが現状です。力強く、社会人生活を送ってほしい。

そんな想いで、新入社員を応援していきます。

イキイキと力強く歩んでほしい。それが私たちの想いです。


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