
皆さん、こんにちは。シェイクの森田英一です。
突然ですが、あなたの会社では若手社員の目は輝いていますか。
それとも、死んでいますか。
入社当時の目の輝きと、今の目の輝きは同じでしょうか。
それとも違いますか。
私はこれまでに研修の現場などで、多くの若手と接してきましたが、
若手の目が輝いている会社と、
ほとんどの若手の目が死んでしまっている会社が
くっきり分かれてきていると感じます。
そして、若手の目が輝いている会社は、業績的にも勢いを感じます。
では、彼ら若手の目が輝く会社と、
そうでない会社の違いは一体何なのか。
そのキーワードは「やりがい」です。
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■仕事の意味が分からない
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今年、4月にゆとり世代と呼ばれる層の、
第一世代が入社してきました。
彼らから、
「この仕事の意味が分からない。
バイトでやっていた接客業の方が価値を感じる」
というような話を聞きました。
また、最近、平日に仕事が忙しいにもかかわらず、
2年目くらいから、休日にはボランティアやNPOなどの活動に熱心に取り組む
若手の話を立て続けに聞きます。
彼ら若手は、自分が行っていることが社会にとってどんな意味があるのか、
お客さんにとってどんな意義があるのかということを模索しています。
そして、仕事に対してその意味や意義を感じられなくなると、
「諦め感」や「疲弊感」、「やらされ感」が漂ってきます。
だんだんと目の輝きが、失われていきます。
以前、シェイクに入社してきた中途社員から次ような話を聞きました。
彼は前職で、自社が提供するサービスの意義が見出せず、
強いストレスを感じ、疲れきっていたそうです。
無理やり意味を見出すようにして何年かは頑張ってきたのですが、
最後は体を壊してしまったそうです。
今、その彼は人材育成という自分自身にとって心から意義を感じることができる
フィールドを見出し、イキイキと働いています。
純粋な若手は、本当に意味のあることをやりたい、
社会に自分の価値を提供したいという想いを強く持っているということを、
採用面接などの時にも実感します。
給料などの金銭的な報酬だけではなく、
その仕事に感じることのできる意味、意義をきちんと考え、
自ら進む道を決めようとする姿勢が強くなってきています。
事実、昨年と今年、私たちが新入社員400名を対象として行った調査でも、
会社選択の理由として「金銭的報酬」よりも、
「やりがい」を求める人が増えているという結果が出ています。
東京のオフィス街を中心に、仕出し弁当の製造・販売を行っている会社では、
弁当をただ売っているところから、
「我々は、日本のビジネスマンの健康管理を行っているのだ!」と
仕事の意味・会社のミッションを発信しはじめたところ、
若手の顔がイキイキとし、主体的に行動しはじめ、
業績がどんどん伸びたそうです。
今、人々が仕事に対して求めるものが、
確実に、物質的な充足だけではなく、
心の充足を求める時代になってきています。
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■「やりがいマネジメント」の時代
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そのような時代に企業にとって必要とされるのは、
「やりがいマネジメント」です。
人間が本来持っている貢献欲求、承認欲求、成長欲求、表現欲求など、
「やりがい」と呼ばれる様々な内発的動機と仕事をつなげるということが
マネジメントにおいてきわめて重要なテーマとなってきます。
前回お伝えした、ビジョン、ミッション、バリューのマネジメントも、
「やりがいマネジメント」のひとつといえるでしょう。
自分のやっている仕事が、お客様にとってどのような意味・価値があるのか。
社会にとってどのような意味・価値があるのか。
それを自分が時間をかけて一生懸命やることへの納得感。
そして自分が役に立っているという存在意義の実感。
上司・先輩は、日常に追われるだけではなく、
仕事の意味・意義・価値を口がすっぱくなるほど伝え続ける。
日常の仕事と、その意味・意義・価値とを常につなげる。
そのつながりを、若手が自分でイメージできるようになったら、
彼らは自律型人材に一歩近づいたということです。
また、その若手がとった行動がどうその意味・意義・価値に
つながっているのかを伝えるとともに、
その若手が、その意味・意義・価値を踏まえて、
自分で工夫してやったことをぜひ褒めていただきたい。
自分らしさを発揮しようとする彼らの気持ちや想いに、
共感してあげていただきたい。
私は、このような「やりがいマネジメント」によって、
若手がポテンシャルを開花し、会社に新たな変革をもたらす存在となることを
確信しています。
あなたの会社には
若手の目を輝かせる「やりがいマネジメント」は浸透していますか。