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コラム第三十五回:「答えのない時代の成長スタイル」

こんにちは、シェイクの森田英一です。

「答えのない時代」と言われています。

企業を取り巻く事業環境は急速に変化していくので、
今まで通用した方法が全く通用しなくなるということが頻繁に起こっています。

この「答えのない時代」は
「答えを教えることのできない時代」とも言えるのではないでしょうか。

企業が提供する教育だけを受けていれば、
エスカレーター式に成長できるという時代は終わりました。

この変化が非常に激しい時代の中、組織が生き残っていくためには、
事業や仕事の内容を次々と革新していく必要があるので、
上司や先輩も新たなることにチャレンジしていかないといけない。
上司や先輩にとって経験が無いことであるからこそ、部下にも答えを教えるこ
とができなくなってきているのです。

このような状況では、
組織の成長にとっても個人のキャリアにとっても、
社員の一人ひとりが自律的に成長していく(自律成長)という姿勢が、
より強く求められてきます。

では、「答えのない時代」に求められる「組織の成長」とはどのような時に始まるのでしょうか。

その一つは、組織のミッション、ビジョン、バリューが明らかとなった時です。

シェイクは企業のビジョン構築や浸透のお仕事もさせていただいているのですが、
経営者の方のミッション、ビジョン、バリューを明らかにすることによって、
会社のパワー、社員の一体感がグッと高まり組織の成長に火がつくということがよくあります。

このメカニズムは個人にも当てはまります。

個人にとってのミッションは、まさしく使命。自分の強みや想いを活かした、生まれてきた意味。
ビジョンは何を目指すのか、将来どうなりたいのかという夢や目標。
バリューは何を大切にしていくのかという行動規範。

個人も、これらが見えてきた時、自律成長が始まります。

ミッション、ビジョンの実現に向けての達成欲求が高まり、
自ら成長するエネルギーとなります。

また、ミッション、ビジョンに加え、バリューがあることによって、
自分のとった言動が合っている、間違っているという判断が生まれ、
Check &Actionを行うことができます。

しかし、ミッション、ビジョン、バリューは普通に生活しているだけでは
なかなか明らかになりません。
日頃から意識的することでだんだんと見えてくるものです。

では、ミッション、ビジョン、バリューを
明らかにするためにはどうすればよいのでしょうか。

私がお勧めするのは、自分を見つめること、
特に自分の感情と向き合うことです。

日々の葛藤、願い、悲しみ、喜びなどの感情と向き合う。

感情が動いたところに、その人なりのミッション、ビジョン、バリューの源泉があります。

「何でこんなに嬉しいのか」
「何でこんなに怒っているのか」
「何でこんなに悲しいのか」
「何でこんなに楽しいのか」

と突き詰めて考えることで、
自分が大事にしたいことや求めているものが見えてきます。

そのためには、「考える」ということから逃げてはいけません。
確かに、考えることを放棄すると他人や環境のせいにできるので楽かもしれません。

しかし、考えることを放棄してしまっては、
自分のミッション、ビジョン、バリューは見つかりません。

最近の若手は失敗や辛いことを避ける傾向が少し強いように言われています。
実は、そのことによって彼らは自分の生き方を見つけるチャンスを失っているとも言えます。

特に、若手には、たくさん失敗して、苦しんで、葛藤することは、
実は、自分らしさが見つかるという自分にとってプラスのメカニズムであることを
早い段階で知ってほしいと思います。

そのメカニズムを通して、自律成長が始まります。

自分自身のミッション・ビジョン・バリューは何だろう。

それを問いかけることから始めてみてください。

 

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