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コラム第三十四回:「アジアの中の日本。世界の中の日本」

皆さん、こんにちは。シェイクの森田英一です。

8月8日にいよいよ北京オリンピックが始まります。

私はこの北京オリンピックは、
日本にとって非常に大きな意味と影響を持つと考えています。

今までアジアをリードしてきた日本。
1980年代には、JAPAN AS No.1とまで言われ、GDP (国内総生産) では世界第2位まで上り詰めました。

以前まで、日本人の中で、アジアの中で日本の存在はNo.1というような意識を持っていた人は多いと思います。

しかし、北京オリンピックをきっかけに、この認識は変わるのではないでしょうか?

現在、中国は右肩上がりで、急スピードで発展しています。
中国が如何にこの10年で進んできたかを、世界中が目の当たりにします。

私自身、2年前、出張で中国に行ったとき、私はその発展ぶりに驚きました。
十数年前に行ったときと全く違う都市に発展している。
ビルの建設が相次ぎ、街にはすごく活気がありました。

そして今年、北京オリンピックがきっかけとなり、この躍動感溢れる中国の様子が映像として世界中を駆け巡り、アジアの中で中国の存在が大きくなった現実を目の当たりにします。
躍動し、伸び続ける中国。
世界からすると、アジア=中国という印象を持つ人が多くなるでしょう。

一方で、日本は、元気が足りません。

高齢化社会に向けて、なかなかいいニュースがない。
教育問題、政治の問題などを見ても、将来的に明るいニュースはあまりない。

今の状態のままで、10年後、20年後を見据えた時、日本に輝かしい未来が
あるのかというと、疑問だという人も多いでしょう。

このような状況に直面し、

「アジアの中で、日本人はどう生きていくのか」
「世界の中で、日本人はどう生きていくのか」

と改めて日本人としての軸を見つめ直す気運が高まるのではないかと考えています。

日本は明治維新以降、哲学を失ったと思います。
軸を失いました。
それが、今の迷走につながっているのではないでしょうか。

軸を明確にするためには、まず、ありのままの日本、ありのままの日本人を見つめ直さなくてはいけません。

しかし、今の日本は、ネガティブな面にフォーカスがあたり過ぎています。

本来、日本は、世界の中でも非常に特殊な世界観を持つ国
独特な国。

たとえば、宗教観。
他の国のようなものではなく、神道は自然信仰を元にしています。
なので、本来、宗教戦争的なものは起こりにくい(はず)。

領土の取り合いではなく、全体をありのままに受け止めていく世界観。
森羅万象すべてに神が宿るという世界観。
外来宗教ですら、神の一つとして柔軟に受け入れる度量を持っています。
そういう特徴が今、本当に強みとして生きているでしょうか?

この北京オリンピックを機に、日本という国の歴史や文化を改めて見つめ直す機会になるのではないかと思っています。
いや、そうしていくべきではないかと思っています。

今年は、日本という国の生きる道、日本人としてのアイデンティティと否が応でも向き合う年だと思います。

日本人は、江戸時代までは、独特の世界観の中で生きてきました。
それが明治維新以降、世界と交わり、今度は経済大国として発展してきました。

この次は、真のグローバル化ではないでしょうか。

そんな中、これからの日本人としてグローバルの中で、
生きる道を、見出していきたい。

軸を持った国となる。

自律した国となる。

日本の自律化。

自分を知ることで、自分をより活かすことができます。
自分をより肯定することができます。
自分の軸が見えてきます。

日本人のルーツも、もっと知るべきだと思います。
もっと歴史を学びましょう。

自分を一部で見るのではなく、全体で見ていきましょう。
弱みだけでなく、強みだけでなく、強みも弱みもひっくるめて、自分。

自分の軸を見つけ、それを最大化するように価値化していく。

自分を再構築する。

そして、未来に新しい一歩を踏み出しましょう。

我々なりの個性を活かして、真の「自律」をしていくために。

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